世界一美味しい日本酒を決めるコンペティション

SAKE COMPETITIONという日本酒のコンペティションをご存知でしょうか? 今年で7回目の開催となったSAKE COMPETITION 2018。 全国、そして世界から1730点(海外からの出品22点)の日本酒が集まり、純米酒、純米吟醸、純米大吟醸、吟醸、Super Premium、スパークリング、海外出品酒部門の7部門で競う世界最大級の日本酒のコンペティションです。審査を行うのは、醸造技術指導者、有識者、蔵元からなる予審37名、決審41名の審査員。審査はすべてブラインドで行われます。

もっと美味しい日本酒がたくさんあるのに…

飲食店や酒販店で日本酒を選ぶとき、皆さんは何を基準に日本酒を選んでいますか?日本酒は種類や味のタイプも多く、どれかを選ぶことは簡単ではありません。そのため、よく知っているブランドを結局選んでしまう、という声をよく耳にします。「もっと美味しい日本酒がたくさんあるのに」そんな想いから、「SAKE COMPETITION」は始まりました。皆さんが本当に美味しい日本酒に巡り会えるように、お酒選びの新しい基準を作るために開催しているのです。

予選通過率は約34%!?

出品数の一番多い純米吟醸部門の出品数が534点、その中から予審を通過し決審に進めるのが178点。 予選通過率は約34%と、新酒鑑評会であればすでに金賞受賞酒、他の鑑評会においても入賞に等しいほどの狭き門です。さらに、GOLD、SILVERに輝くのはなんと各部門上位10%!! 全国でトップクラスのきき酒能力を誇る審査員が、酒質のみだけで選んだたった10%の日本酒だけが受賞の栄誉を手にすることが出来ます。

ナンバー1の日本酒とは?

SAKE COMPETITIONの審査基準は、大きく言うと2つ。お米でできたお酒らしい香りや味わいから逸脱していないかどうかを問う「清酒としての品格」。飲んで楽しむ酒として優れているかどうかを問う「飲用酒としての適用」。以上2つを基準として、日常的に飲んで美味しい日本酒が選ばれています。そして、SAKE COMPETITIONの最大の特徴が、出品されるのはすべて市販酒であるということです。これは新酒鑑評会と大きく違う点で、最高峰の醸造技術を競う鑑評会出品酒をF1に例えるなら、SAKE COMPETITIONの出品酒は市販車です。普段の生活の中で私たちが購入できる日本酒なのです。上位入賞酒はSAKE COMPETITIONの公式サイトや、8月22日に発売された公式ガイドでも確認頂けますので、ぜひ日本酒購入の際に参考にしてください。

SAKE COMPETITION公式サイト