リューデスハイム・ベルク シュロスベルク リースリング 2021 / ブロイヤー
商品情報
商品説明※画像はイメージです
2021年は数年続いた温かい年から一転、雨も多い涼しい年で、ブロイヤー氏らしい、とてもタイトで引き締まった味わいに仕上がっています。毎年変わるラベルデザインは、スウェーデン人のアーティスト、ルドルフ・ノルトストレム氏。なんと彼の父は2004年、彼の母は2014年ヴィンテージのラベルデザインを手掛けていたそうです。注意事項
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蔵紹介
Georg Breuer / ゲオルグ・ブロイヤー所在地 : ドイツ ラインガウ
ドイツワインの復興にかける夢
リースリングを使ったドイツのラインガウ産辛口白ワインは、ほんの百年ほど昔までボルドー、ブルゴーニュと並び、世界でもっとも高価なワインの一つでした。時代とともに生産量消費量ともに減少していきましたが、その復権にたった一人で真剣に取り組んだ孤高の醸造家がいます。ワイングード・ゲオルグ・ブロイヤー当主のベルンハルト・ブロイヤー氏です。カルタ同盟や格付け等の活動の中心として、長年エネルギッシュに動いてきた彼は、形骸化してしまった全ての協会、組合などから撤退し、己が道を突き進みました。2004年の急逝の後、その意思は当時19歳だった現当主テレーザ・ブロイヤーさんに見事に引き継がれ「ドイツワインの復興」という壮大な夢は、着実に実を結ぼうとしています。
ブロイヤーのワインの最大の持ち味は引き締まったボディと強靭な酸。それは、ぶどうの種が茶色くなるまで熟しつつ、同時に過熟していない青いぶどうのみを粒単位で選別しているから。果汁の糖度を重視するのではなく果実味豊かで、ボディがあり、酸味と甘味のバランスのとれたぶどうを収穫することに重きを置いています。そのこだわりによって、ワインはしっかりとした果実味を持ちながらも重くない、独特の味わいを持つようになります。醸造の段階では極力手をかけず昔ながらの手法を踏襲しています。