ムルソー・クロ・デュ・ミュルジュ 2020 / アルベール・グリヴォ
商品情報
商品説明※画像はイメージです
村名ムルソーは比較的粘土の強い土壌。白桃やパイナップルなどエキゾチックなフレーバーに、たっぷりとした果実味。柔らかな酸と繊細なミネラルが全体を包みます。樽香も上品で目立ち過ぎず、バランスがとれています。蔵紹介
Albert GRIVAULT / アルベール・グリヴォ所在地:フランス ブルゴーニュ
普通のムルソーとは一線を画す、長熟可能なミネラル派
もしもムルソーに特級畑が認められるとすれば、真っ先に名前が挙がるクリマがクロ・デ・ペリエール。ドメーヌ・アルベール・グリヴォーだけが所有するモノポール畑です。ペリエールの優位性はよく知られたところですが、斜面上部のペリエール・デュシュと下部のペリエール・ドゥスゥでは後者のほうが格上。さらにそのど真ん中に位置するクロ・デ・ペリエールこそ特級にふさわしく、石垣に囲まれた0.95haの小さな区画のこの畑から、鋼のように強靭なミネラルと、濃密な凝縮感をもつ白ワインが生み出されます。
今日、ドメーヌを運営するのはアルベールグリヴォーの孫にあたる、ミシェル・バルデ夫妻です。白でも長期熟成の可能なワインがこのドメーヌの方針で、とくにクロ・デ・ペリエールにいたっては10年でも20年でも問題なく寝かしておくことができます。なおかつ熟成が頂点に達した時の素晴らしさは、この世のものとも思えない幸せが味わえます。リッチさばかりが強調されたムルソーの多い中、ミネラルのしっかりしたグリヴォーのワインは飲み手に多少の忍耐を要求するものの、じつに貴重な存在と言えます。