リートウルム・ニュスベルク・ウィーナーゲミュシュター・サッツ 2018 / ヴィーニンガー
商品情報
- 地域
- オーストリア
- 種類
- 白
- クール便推奨
750ml | ¥5,500 税込 | 数量 |
この商品は販売制限されております。
会員の方はログイン後再度ご確認ください。
非会員の方は会員登録頂き再度ご確認ください。
会員の方はログイン後再度ご確認ください。
非会員の方は会員登録頂き再度ご確認ください。
商品説明※画像はイメージです
ニュスベルクのドナウ川に面した急斜面のUlm(ウルム)というモノポールの区画からのぶどうを100%使用。貝殻石灰層、珪岩からくる硬質なミネラル。まさにヴィーニンガー氏およびウィーンのワインの歴史を変えた一本です。平均樹齢は約50年。土壌は貝殻石灰岩の風化土壌。蔵紹介
Wieninger / ヴィーニンガー所在地 : オーストリア ウィーン
ウィーンのゲミシュターサッツ復興を目指して
世界で唯一、首都にある商業ベースのワイン生産地域、それがウィーンです。現在も300軒ほどのワイナリーがあり、総栽培面積は700haほど。しかしながら、そのほとんどがウィーンの名物といえるワイナリーが経営する季節限定のレストラン「ホイリゲ」にて消費される安価なワイン造りに重きをおいています。その彼らの名物ワインがゲミシュターサッツといわれる混植混醸のワイン。約100年前を振り返るとそのワインの大半はこの製法にて造られた白ワインでした。当時は名声を得て、ウィーンが誇るワインとして確固たる地位のあった銘柄でした。しかしながら、60年代から70年代にかけて潤沢な観光産業向けの大量消費用ワインへと姿を変えていくのです。
その輝かしい歴史の復活を目指しているのがこのヴィーニンガー醸造所です。もともと現ご当主のフリッツ・ヴィーニンガーさんは、カリフォルニアで修行をし、ウィーンに戻って樽熟成のシャルドネで成功をおさめ、「ミスターシャルドネ」とも言われるほどの地位を確立します。そんな成功の中、1999年より念願であったウィーンの街が一望できる最高の畑ニュスベルクを譲り受け、シャルドネをはじめとした単一品種でのさらなる飛躍を考えていたところ、ニュスベルクで初年度に実験的に造ったゲミシュターサッツのワインがあまりにも高品質だったため、考え方をあらため、古き良きゲミシュターサッツの復興に着手するようになります。
観光客向けの安価なワインのイメージから脱却するために、今までにない高品質なワインを造り続け、積極的に啓蒙活動を行い続けた結果、ウィーンは世界に名だたるゲミシュターサッツ里と認知されるようになったのです。そしてついにヴィーニンガーさんの10年以上にわたる尽力により、2013年にはウィーンのゲミシュターサッツはDAC(原産地呼称)として認可されるまでになりました。