ローズ･デ･ヴォン 2021 / 平川ワイナリー
商品情報
商品説明※画像はイメージです
ローズ･デ･ヴォンとは、フランス語で「羅針盤」を意味します。冷涼産地で生まれる骨格のある辛口ロゼワイン。熟したフランボワーズや野生の苺、グースベリーのような甘酸っぱい果実のアロマが豊かで、甘さを感じさせるスパイス、冷涼産地のピノノワール系品種のアロマによく感じられる昆布出汁、なめし革のニュアンスがあります。味わいは豊かな果実味とともに口当たりの前半から常に酸が引っ張って、生き生きとした風味があり、フィニッシュには塩味に似たミネラル感が食を誘います。2021年は果皮の熟度が高く、色調が濃く出てしまいましたが、味わいは引き締まる緊張感を有しています。抜栓直後より、少し空気に触れさせたほうが、実力を発揮します。よろしければボトルを数日に分けてお楽しみください。オススメの温度帯は16度から21度。除梗破砕後、プレスを待つ間に1時間から2時間のスキンコンタクトを実施し、シャンパーニュの圧搾方法に近いプログラミングでプレス掛け（搾汁率61％〜66％）を行いました。デブルバージュ後、ステンレスタンクでアルコール醗酵をさせ、MLFを行わず、酵母由来の細かな澱（リ・フィーヌ）と接触させながら熟成させて誕生しました。酸素を多めに取り込みながら熟成させていますので、長熟タイプに仕上がっています。少量の澱が確認できる場合がありますが、品質には影響はございません。
【素材との相性】野菜（新鮮なもの、調理したもの、トマト、オリーブ）、海産物の煮込み料理、ラタトゥイユ、タップナード、シャルキュトリー（生ハム、ソーセージ、チョリソー）、ピザ、パスタ、タブレ、エスニック料理、中華料理、タイ料理、バーベキュー、お魚やお肉のグリエ、炭火焼き、白カビや山羊のチーズ…と幅広いです。
【風味との相性】レモン汁や野菜の煮込みの味わいとの相性が良いです。柑橘や塩味と組み合わせた料理、酸味のある料理、トマトを使った料理、魚や甲殻類の出し汁を使った料理、スパイシーなお料理とも相乗します。
メディア紹介
ワイン＆フードマガジン「Winart」創刊100号にて「日本の造り手100」として紹介されています。
蔵紹介
2015年に平川敦雄さんが立ち上げた注目のワイナリー平川さんは世界最高峰のレストランでソムリエとして働きたいという夢を持ち、20代で渡仏。現地ではシャトーマルゴー、ルフレーヴ、デュジャックなどフランス各地の最高の造り手の元で栽培・醸造を学び、また、ランスブールやル・シャルルマーニュでソムリエとして働いてきました。平川さんはサービス、栽培・醸造、研究者の立場からワインにアプローチできる、日本でも2人といない貴重な方です。
日本では北海道ワイン、ミシェル・ブラストーヤジャポン等で研鑽を積んできました。栽培から味覚学まで豊富な知識と経験を持った食とワインのスペシャリストとして、葡萄が育つ自然環境や風景そのものを香りや味わいの中に映し、世界の美食の舞台で楽しまれるワイン造りを目指しています。
