アルガ・アルカサール 2019 / 勝沼醸造
商品情報
- 地域
- 山梨県
- 蔵元
- 勝沼醸造
- クール便推奨
750ml | ¥6,600 税込 | 数量 |
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商品説明※画像はイメージです
マスカット・ベーリーAの最高峰のワインを造りたいという思いからできた進化する勝沼醸造のプレミアム赤ワインです。完熟果実、樽熟成、厳選のアッサンブラージュ。豊かな果実味とほのかな渋味、そして芳醇な香りがします。勝沼醸造では、創立から様々な製法に挑戦してきましたが、2013年以降、ぶどうの品質向上をもとに非常に古典的な方法を採用しています。収穫後すぐにステンレス製の発酵タンクに房を入れ、約3週間かけて少しずつ押しつぶしていくという製法です。ぶどうの果皮から香味をしっかりと抽出することを追い求めるよりも、むしろ柔らかく抽出することでこのぶどう品種の特徴のひとつである透明感が強調されると考えているからです。そして発酵が終了し、樽の中で育成期間を経たワインにはそれぞれ異なったキャラクターが見られます。このワインは理想のクオリティーを目指し数多くの樽から5樽を選抜しブレンドしました。よりぶどうの個性が感じられ、上品かつ透明感溢れる勝沼醸造の目指すスタイルを表現することができました。
蔵紹介
アルガ・ブランカシリーズなど甲州種に特化したブランドを打ち出し、日本ワインを代表する造り手、勝沼醸造創業80年を迎え、3代目有賀雄二社長の後を継ぐ、裕剛さん、淳さん、翔さんの兄弟がそれぞれ、醸造、営業、栽培の分野で勝沼醸造の新たなステージを担います。醸造を担当する裕剛さんは、醸造所の片隅で実験と検証をくりかえし、勝沼醸造では甲州種の白ワインに隠れがちだった赤ワインの品質を大きく向上させ、周囲をおどろかせました。マスカット・ベリーAにはピノ・ワールにも負けないような可能性を感じています。
またメインである甲州種のレベルアップについてはプレスをして、苦味をはじめ甲州が持つ本来の個性を引き出しています。これは"甲州種の生産者はみな、果皮のところが一番美味しいと言う。それを表現したい"との考えから。醸造ではいかに良い果汁を得るかが大切と考え、赤も白も時間をかけて、とにかく優しく優しく搾ります。
自然派を意識しているわけではありませんが、土地や品種の個性が表れたワインを飲んでもらうため、全房発酵、野生酵母での発酵、無補糖など、納得できるワイン造りをめざしています。ただし、もし醸造中のワインに何かトラブルがあれば救うために様々な手段を検討します、とのこと。熱意溢れる後継者達に、今後勝沼醸造のワインは更に進化する十分な可能性を秘めています。