アルガブランカ ヴィニャル・イセハラ バレル・セレクション 2022 / 勝沼醸造
商品情報
商品説明※画像はイメージです
イセハラとは、勝沼醸造が誇る単一畑「伊勢原」でとれたブドウを使った比類なき白ワイン。その昔川底だった伊勢原の畑には大小さまざまな石が転がっており、雨が降ってもすぐ乾く水捌けの良い土壌です。ここで育ったブドウは他よりも香りが豊富で酸があり、熟成にも耐えうる素晴らしい白ワインになります。イセハラBS (バレルセレクション)は、イセハラを上質な樽で発酵・樽育成させたワンランク上のプレミアムワインです。特徴的な「香りとミネラル感」を活かすため低温にて発酵・育成されました。その結果、香りの強度、持続性が増し、樽の香りだけでなく果実の香りをより感じられ、瓶内の熟成を楽しめる仕上がりとなっています。また今回使用した樽に関しても従来使用しているものと比べ、分厚く木目の細かい上質な樽で発酵・育成しており、その結果より滑らかでエレガントな味わいと複雑性のある逸品です。
蔵紹介
アルガ・ブランカシリーズなど甲州種に特化したブランドを打ち出し、日本ワインを代表する造り手、勝沼醸造創業80年を迎え、3代目有賀雄二社長の後を継ぐ、裕剛さん、淳さん、翔さんの兄弟がそれぞれ、醸造、営業、栽培の分野で勝沼醸造の新たなステージを担います。醸造を担当する裕剛さんは、醸造所の片隅で実験と検証をくりかえし、勝沼醸造では甲州種の白ワインに隠れがちだった赤ワインの品質を大きく向上させ、周囲をおどろかせました。マスカット・ベリーAにはピノ・ワールにも負けないような可能性を感じています。
またメインである甲州種のレベルアップについてはプレスをして、苦味をはじめ甲州が持つ本来の個性を引き出しています。これは"甲州種の生産者はみな、果皮のところが一番美味しいと言う。それを表現したい"との考えから。醸造ではいかに良い果汁を得るかが大切と考え、赤も白も時間をかけて、とにかく優しく優しく搾ります。
自然派を意識しているわけではありませんが、土地や品種の個性が表れたワインを飲んでもらうため、全房発酵、野生酵母での発酵、無補糖など、納得できるワイン造りをめざしています。ただし、もし醸造中のワインに何かトラブルがあれば救うために様々な手段を検討します、とのこと。熱意溢れる後継者達に、今後勝沼醸造のワインは更に進化する十分な可能性を秘めています。