渡舟 テロワール 太田ノ谷 2023
商品情報
- 地域
- 茨城県
- 蔵元
- 府中誉
- クール便推奨
- 本数制限あり
720ml | ¥2,887 税込 | ||
1800ml | ¥5,775 税込 | 数量 |
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商品説明※画像はイメージです
2023年は収穫時の好天候に恵まれ、酒質も例年にも増して果実を思わせる爽やかな香りと芳醇な旨味、心地よい酸味・おだやかな余韻のバランスが絶妙のお酒に仕上がりました。筑波山麓八郷盆地に位置し、三方を山の懐に抱かれた「太田ノ谷」。この地では気温が下がる秋に空気の寒暖層が逆転する特有の現象が起こります。そうすると傾斜沿いに暖かな空気が谷奥へと登っていき、田んぼ全体が温められます。そのため渡船の稲穂はゆっくりと結実し、柔らかな米質へと育ちます。その柔らかさは麹の破精込みや低温発酵での適度な溶けを生み、お酒になった時、芳醇で瑞々しい香味として現れます。特別な気象条件が揃う太田ノ谷で育った短桿渡船の個性。その価値は特定名称で判断する事ができません。ぜひ、その土地固有の風土環境が生み出すもの=テロワールを感じながら味わってみてください。
#はせがわ酒店スタッフの、私これ買いました!
沢山の商品の中から、はせがわ酒店のスタッフが日頃どんなお酒を自腹で購入しているか、ちょっと気になりませんか? 各店のスタッフに最近購入した1本を教えてもらいました!バナナやメロンを想わせる風味と、フレッシュさを携えながらしっとりと柔らかくクリアな味わい。中盤からの膨らみや余韻の抜け方も柔らかく、シームレスで継ぎ目が見当たりません。生産量に限りがある為年に1度のリリースですが、毎年必ず飲みたくなる1本です。日本酒も改めて土地を語る時代に突入していると実感しました。山田錦のトップ生産地・兵庫県特A地区と肩を並べるグランクリュと言えると思います。
(芝倉庫店 金谷)
蔵紹介
幻の酒米復活に尽力した蔵!創業1854年。府中とは茨城県が常陸国と呼ばれていた当時、蔵のある石岡市に国府が置かれたことに由来しています。蔵元は酒米の最高峰、山田錦の親として知名度の高い短稈渡船(たんかんわたりぶね)の復活に尽力したことで有名です。短稈渡船とは、野生種であり、品種改良によって生まれた酒米ではありません。収穫時期が遅いことや、病気になりやすいなどの育成の難しさから、栽培する農家が途絶え、蔵元が見つけるまで幻の酒米となっていました。そんな蔵元のこだわりは酒米だけに終わりません。
酒造りは搾ったら終わりではないとの考えから、造り半分 詰め半分を合言葉にしています。ワインの醸造から学んだお酒にストレスを与えない搾り・瓶詰めの技術を駆使。さらに全て冷蔵貯蔵という徹底した管理がされています。短稈渡船を使用した渡舟、それ以外の酒米で醸される太平海。どちらも丁寧に詰めたからこそ残るガス感のフレッシュさと、各々使用された酒米のジューシーな味わい。そのお酒はみなさんに寄り添い、飲んだら思わず笑顔になること間違いありません。
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